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マルセイユタロット的ハッピーライフを提案するブログ。携帯からの最新記事は以前の記事からどうぞ


by miyano-sophie
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タロットの中身

タロットを知れば知るほど奥が深いということを痛感させられていく。

この、一枚わずか約6X12センチの紙の中に、どれほど多くの情報が
詰まっているのだろうか。
隠してある部分にどれだけのものが入っているんだろうか、と
改めて思ってみる。

例えば、愚者の持っている皮袋。
まぁ、ズタ袋みたいに見えるけど一応皮袋だと言われてる。
そして、手品師の持っているソラ色のバッグ。
とか、悪魔が乗っているのは、錬金術の時に使う炉だ。

その中は、きっとドラえもんの四次元ポケットのように、
その時、必要なものが、その中に入っているんだと思う。

いや、袋の中に限らない。

月のカードの水面には、何が映し出されるのか?

これも、ひみつのアッコちゃんの鏡のように、
その時、心に存在しているものが、浮かび上がる。

これは、タロットがココロの鏡だからゆえのことであります。

そして、タロットカードを使って占うためには、ある程度「キーワード」を
覚えるといいのであるが、だからと言ってキーワードがそのカードの
すべてではない。
そうだとしたら、絵が描いてある必要はないんじゃないのかしら。

そう、それがマルセイユタロットの本領発揮、という所なんだと
私は思っている。

この、図柄の中は、いろんな「象徴」が埋め込まれているのだ。
作者がインスピレーションや霊感などを元に作ったカードとの違いはきっとココ。
そうやって作られたカードは、キレイだったり可愛かったり、怖そうだったりとか
色々あってそれぞれ素晴らしいと思う。
だけど、作った本人か、またはその波長に同調できる人、じゃないと
きっと上手く読めないんじゃないかな?

というより、最初から「占いのために」作ったものなのか、
他の目的を主として作ったけれども占いにも応用しているのか、
というところがそもそも大きな違いっちゃ違いですわな。

占いのために作られたものではないからこそ、その約6×12センチの中に
詰まっている情報はそれこそ膨大で、まるで
インターネットのように、必要なときに必要な情報を取り寄せられるのだね。

タロットの中身は、インターネットだったり、四次元ポケットだったり・・・
・・・魔法のカードってことかな、やっぱり。
by miyano-sophie | 2008-08-28 10:44 | タロット